L'Atelier du Robuchon
日本はGWに突入ね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?ロンドンはいいお天気が続いていて、よく考えてみたら雨らしい雨が降っていないので、また水不足って騒ぐのではないかと思われます。思われるといえば、来週あたりに、ロンドンのレストランランキングが発表されるようよ。巷では「NOBU」が1位をとるのでは?などと噂されております。信じられないでしょうけど、世界で一番いいレストランが集まっているのはロンドンなのよ。それというのも好景気なので世界中からビジネスマン等が集まってくるのね。最近は金融関係のフランス人がかなりCityに「出稼ぎ」にやってきているらしいわ。
そして、レストランでは去年上陸して話題を呼んだ Joel Robuchon の「L'Atelier du Robuchon 」に行って参りました。実は行ったのが2ヶ月ほど前なので記憶が曖昧ミーざんす。土曜日のランチタイムに行ったら、なんと客は私達だけ!貸切はよかったけど、なにせ調理場の真ん前の席だったんで、あまり騒げなかったわ。(ウィークデイは満席だそう)赤を基調とした店内には酢漬けと思われるレッドペッパーの瓶詰めなどの食材がふんだんに飾られております。 日本のお寿司屋さんの店創りがヒントになったとかで、たしかにカウンター席に座るとそんな雰囲気を感じます。東京店が成功したのでNY,パリ、ロンドンと支店を展開しているそうよ。そのせいか、日本人のお客さんも多いらしく、私が「写真をとってもいい?」と訊くと、「日本人のお客さんはみんな撮っていくわ」と若い頃のマドンナ似のお姉さんが笑っておりました。 さてまずは前菜。温泉卵をコンソメスープに沈ませたような一品が2番目の写真。パセリが物凄くきいております。おいしい!! 上から撮っちゃったんでよくわからないですけど、チョコレートパフェみたいに色が分かれていて綺麗だったわ。そしてスモークサーモン。スコットランド産だっけかな?ほどよい塩味と、「ふぐ刺し」のような盛り付けが泣かせます。右は「スカンピの唐揚げ」でございます。餃子の皮のようなものでくるんでありました。ちなみに「モエエシャンドンのロゼ」を飲んでおりましたの。サイコー! そしてまだ前菜は続いておりまして、「トマトとバジルのスパゲッティ」。チーズがささっております。濃厚なトマトソースが舌に絡まりついてたまりません。この味は家庭ではだせないわね。どうやって作っているのかしらと、若いフランス人の3人のシェフの動きを見ておりましたが、わからなかったわ。っていうか、誰が何を作っているのかさえわからなかったのはなぜ?それはマドンナ姉さんがかぶってたからよ。 ここですでに胃が苦しくなっている私の前にドーンと現われたのは、牛肉の塊。「どこにします?」と訊かれて、どう答えていいのかわからなかったんで、とりあえず手前を指さしてみました。これ200g!大丈夫なんでしょうか?調理場の鉄板の上でお肉を焼く光景はちょっと「べにはな」な感じ。焼きあがったお肉は見るからにジューシーざんす!いただきます。ううっ、おいしいっ!!!神戸牛とか松坂牛チックなお味に思わず「日本産和牛?」と訊くと「スコッチビーフ」とのこと。おおっ、あなどれないスコットランド! 食べられるかしら?などと心配したけど、結局、苦しい胃のことは無視して、このいやしい口がパクパクと食べてしまいましたわ。今までイギリスで食べた牛肉のなかで一番おいしかったなぁー。さらに付け合せに運ばれてきた「ジャガイモのロースト」も半分は食べてしまったわ。にんにくが1片仕込んでありまして、これが香ばしい上にバターとローズマリーの風味もあいまっておいしいったらありゃしないっっーー! こちらは一緒に行った方のメインざんす。なんていう魚かわすれましたが、白身でおいしそうであった。火を通してないお顔が「おこぜ」っぽくって怒っております。(でも、この「お頭付き」ってイギリス人は駄目だろうな。魚はフィレじゃないと食べないのよね。)背中に包丁を入れてあってパカッと割れているところは、なんか「割烹」っぽいわ。そして、これについてきたマッシュポテトが絶品!クリーミーもクリーミーでとろけましてよ。チーズも入っているみたいで味も抜群。マドンナ姉さんも「これおいしいでしょ?ヘイヘイヘイ♪」と自慢げであった。 苦しいといいつつ、デザートに突入。チョコムースだったっけかな?といい加減で失礼します。なんか盛り付けが可愛らしいのよね。おフランスって感じだわ。お皿にのっている「金の玉」もチョコレートで食べられます。なんか上にのってるチョコの円盤を壊すのがもったいないけど、一口食べるとあとはかまわずバリバリいってしまうのはなぜ?それはおいしいからよ!この濃厚だけど、しつこくないチョコのコクはどうやったらでるのかしら?これも完食。 これがもう1つのデザートでコーヒー系ですね。お皿の上のコーヒー豆は本物だけどかじると苦いかも。さらにコーヒーと紅茶を頼むと、またもやチョコとトフィーがついてきましたわ。料理のプレゼンテーションもさることながら、食事中のちょっとしたアトラクションも楽しみ。手を洗うためにだされる謎のお水と小さな白い物体。この白い物体を水の中に入れるとパーっと開いておしぼりになるのであった。堪能。参りました。さすがロブション!おタイユバンにも行きたいっ!食後に上の階のバーとレストランを案内してもらったけど、レストランは白黒基調、バーは暖炉があってくつろげる感じ。一つのビルの中でいろんなロブションが楽しめるようになっていてよ。お値段はかなりしたけど、味は勿論サービスも感じがよくって、大満足の一店。
by decomaxx
| 2007-04-30 02:06
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